（洞不全症候群）障害厚生年金３級が認められた事例

 ＜概要＞

・傷病名　　：洞不全症候群
・年代、性別：５０代、男性
・請求方法　：障害認定日請求（本来）
・年金の種類：障害厚生年金３級

 ＜ご依頼までの経緯＞

この方は、洞不全症候群と診断され、ペースメーカー手術を勧められていましたが、手術を受けることをしばらく迷われていました。
その後、手術の決断をされ、手術の数日前に、当事務所に相談がありました。 

＜当事務所での対応＞

ペースメーカーを装着したものは３級となります。

この方は、初診日に厚生年金加入者であり、受給の可能性が十分にあると考えました。

この方のペースメーカー手術は本来の障害認定日から２か月半のタイミングでした。

このため、障害認定日から２か月半以内の診断書（ペースメーカー装着前）と現在の診断書（ペースメーカー装着後）の２枚の診断書を病院に依頼しました。

＜コメント＞

通常、ペースメーカー手術は本来の障害認定日より前に行われ、障害認定日の特例により装着日が障害認定日とされますので、診断書は１枚となる場合がほとんどです。

このため、２枚の診断書をご依頼した際、病院側は診断書は１枚でよいのではないかとおっしゃっていましたが、当方より図を用いて丁寧に説明し、ご理解頂いたうえで、２枚の診断書を作成頂きました。

診断書を２枚にすることにより、５か月分の年金がプラスとなりました。