障害年金不支給急増に関する日弁連会長声明

令和７年7月10日、日本弁護士連合会より、「障害認定基準等を見直し、障害年金について公平な制度の構築を求める会長声明」が発表されました。

国に対し、
・厚生労働省内に障害認定基準等の様々な課題について検討する専門家検討会等を設置し
・具体的な期限を設けた上で障害認定の在り方を見直し、
・障害年金の判定の透明性が確保され、支給・不支給が恣意的判断に委ねられることなく、障害年金の受給権が不当に侵害されることのない公平な制度を構築することを強く求める
という、素晴らしい内容となっています。

全国社会保険労務士連合会からは、これまでこの種の声明は発表されたことはなく、今回も期待できませんが、私個人としては、できる範囲でこのような障害年金の課題について発信するとともに、ご依頼者、ご相談者の支援に全力をつくしたいと思います。