（自閉スペクトラム症）障害厚生年金３級が認められた事例

 ＜概要＞

・傷病名　　：自閉スペクトラム症
・年代、性別：５０代、女性
・請求方法　：障害認定日請求（本来）
・年金の種類：障害厚生年金３級

＜ご依頼までの経緯＞

この方は、お子様の障害年金請求の支援をさせて頂いたのですが、ご自身も生きづらさを抱えておられました。

そして、お子様と同じ病院を受診された結果、自閉スペクトラム症と診断されたため、障害年金請求をご支援することとなりました。

＜当事務所での対応＞

障害認定日の前月頃から準備を始め、障害認定日を過ぎてから速やかに医師に診断書を依頼しました。

病歴・就労状況等申立書については、日常生活、就労において困っていること、できないことがよくわかるよう記載しました。

＜コメント＞

診断書の日常生活状況の評価は、ガイドラインの目安では２級でしたが、総合判断により３級決定となりました。

この方は、派遣で人間関係などから数か月で退職することを繰り返しておられましたが、一定程度連続して厚生年金期間がありましたので、３級と判断されたものと推測しています。