市町村担当者向け情報誌「かけはし」(令和6年5月1日）

令和６年年５月１日、年金機構のホームページに市町村担当者向け情報誌「かけはし」の最新号が掲載されました。

過去分も含め、年金機構のホームページで閲覧することができます。

かけはし一覧

以下、印象に残った記事をご紹介します。

まずは、「公的年金等における所得税・個人住民税の定額減税」の概要についてです。

障害年金、遺族年金は非課税ですが、老齢年金は課税されていますので、所得税・個人住民税の定額減税の対象となります。

令和６年６月１５日に支給される老齢年金は、年金額が２．７％引き上げられるとともに、定額減税が反映されますので、手取り額がかなり増加するのではないでしょうか。

次に、令和６年４月１日に、日本とイタリアの社会保障協定が発効したことです。

これで我が国が締結している社会保障協定は２３カ国になりました。

社会保障協定については、下記の記事を参考にして下さい。

最後に、「障害年金講座」の「初診日から１年６月経過日が人工透析開始３月経過日より早い場合は、初診日から１年６月経過した日が障害認定日となります」という注意点です。

人工透析開始３月経過日が障害認定日なのは、「その日が１年６月以内の場合に限る」ことに留意が必要です。